私が初めて花粉症になったのは、30年以上前の小学3年生のときでした。
なんか目がかゆい・鼻がつまる、近所の耳鼻科に行ってもアレルギーとしか言われず、アトピーと同様のあつかいで、たいして効かない薬が処方され、通院時に鼻の洗浄をするぐらいでした。
原因がわからず辛い時期でした。
あるとき、山梨の親戚からそれは「花粉症」ではないかと言われました。花粉症を見てくれるクリニックがあるとのことで、すぐに東京から向かいました。症状が軽くなる目薬と飲み薬をもらいました。
それからは毎年2月ぐらいに山梨に行くようになりました。
さて、「花粉症」の人は、花粉が飛ぶ季節になると憂鬱な気分になります。3・4月の杉が有名ですが、花粉は年がら年中とんでいて、有名なので、杉の後にヒノキ、夏過ぎにブタクサです。今ではアレルギー反応のテストがクリニックでできるので、自分はどれが該当するのか確認するのがおすすめです。
初めて症状が出た人は、最初は花粉症だとは気付かないことも少なくないようです。
ここでは「花粉症」を見分ける症状のチェックポイントを説明します。
「花粉症」を見分けるポイント
花粉症の典型的な症状は、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」です。「喉のかゆみ」「頭痛」「発熱」なども現れます。
「花粉症の症状」は、「風邪の症状」と似ていますが、まったく同じというわけではありません。治療法や薬も違うので、ちょっとした違いを見極めましょう。
くしゃみ
「花粉症」のくしゃみは、何回も連続して出ることも珍しくないです。多い時には連続で10回くらい出ることもあります。
花粉が多く飛んでいる時期に、連続したくしゃみが続くような場合には、「花粉症」を疑ってみる必要がありそうです。
「風邪」を引いたときにも「くしゃみ」が出ますが、「花粉症」程、連続しないと思います。
鼻水
「花粉症」の鼻水は、「無色透明でサラサラ」していて、油断していると「スー」と垂れてきます。ティッシュが間に合いません。これは、
「風邪」の鼻水は、「黄色がかって粘り気がある」ことが多いと思います。
これは、「花粉症」の場合は、花粉に刺激されて免疫の過剰反応で鼻水が出ているだけなのに対して、「風邪」の場合は、ウィルスと戦った後の白血球などが含まれているために、色がついていたり粘度が高かったりするから、というのがその理由らしいです。
鼻づまり
これが最悪、睡眠も浅くする最悪の症状です。
「花粉症」の人が一番苦労するのが、「鼻づまり」だと思います。
「花粉症」の鼻づまりでは、いくら鼻をかんでも、詰まりが解消しなかったり、一時的には鼻が通っても、また直ぐに詰まるということの繰り返しで、酷いケースが多いようです。
脇の下に、テニスボールとかペットボトルを挟んで力をかけると、なぜか反対側の鼻の通りが良くなります。不思議です。
今年は、手の小指に湿布を巻いてみました。これも即効性がありききました。不思議です。
目のかゆみ
「花粉症」では、目に付着した花粉を外に出そうとして、体の免疫機能が過剰に働いてアレルギー反応を起こし、目に強いかゆみが生じたり、涙が出やすくなったりするといわれています。
目のかゆみが酷い場合には、目をこすり過ぎて、結膜や角膜を傷つけてしまい、症状がさらに悪化してしまうこともあります。
喉のかゆみ
「喉のかゆみ」も、まれに「花粉症」のときに発症します。
発熱
「花粉症」で発熱することはほとんどないと思います。
頭痛
「花粉症」の頭痛は、鼻づまりが原因で起こることがあるみたいです。
鼻の通りを良くすることが、一番の対策となりそうです。
症状が継続する期間
花粉が飛んでいる期間。
花粉は1年中飛んでいるらしいので、アレルギーチェックをすると自分がいつ花粉症になるかわかると思います。
実は雨の次の日が最悪
雨で落ちた花粉が晴れた日に一気に舞いあがるそうです。
受診は「耳鼻科」か「内科」か
「花粉症の症状」が出たとき、受診するのは「耳鼻咽喉科」「眼科」または「内科」ということになります。
「耳鼻咽喉科」は、耳・鼻・咽喉のスペシャリストです。より専門的な治療を望めます。
初めては全般的に見てくれる「内科」でもいいと思います。
花粉症の「つらい症状」が出ている場合には、専門的な設備が整っている「耳鼻咽喉科」を受診する方がいいかもしれません。
まとめ
症状の違いをよく理解しておいて、症状が出てきた時には、適切な対処をして、症状が悪化するのを防ぐようにしましょう。