夏のゲリラ豪雨、当たり前のようになってしまいましたね。突然の集中豪雨、びっくりする量の雨がふります。傘をさしてもズボンはずぶ濡れ。頑張って家に着く頃には晴れ間が見えたりします。
ゲリラ豪雨
ゲリラ豪雨は、局所的に短時間で多量の雨が降る現象です。
突発的で予測が難しいことから「ゲリラ豪雨」とよばれていますが、正式には「局地的大雨」というそうです。まんまですね。
メカニズム
ゲリラ豪雨の原因は、みなさんも聞いたことがある積乱雲です。
積乱雲は、湿った空気が垂直方向に発達したものです。そのため、局地的な狭い範囲で、激しい雨を降らします。
集中豪雨は下水のキャパを超えています。少しでも低いところは雨水がたまり、水害につながることも少なくないでしょう。車に乗っていても突然の水溜りにハンドルが持っていかれます。
最近では毎年発生していますが、どんどん回数が増えているように感じます。
その原因として、先ほど記載した湿った空気の上昇が関係してそうです。
私が子供の頃に比べて気温が高くなっているような気がします。連日、30度超え、熱帯夜をニュースで報告しています。
都心ではアスファルトが増え、ビルも多く、車・エアコンの室外機、二酸化炭素の排出で、どんどん地表付近の気温が高くなっているそうです。
対策
突然の雨に対する対策として、折り畳みの傘は常に持ち歩きましょう。最近では、超薄型で軽量の折り畳み傘があります。屋根があるところまでの一時しのぎです。
次に、靴の上から履ける防水のカバーも持ち歩きましょう。シリコン&チャックがついているのは薄く吐きやすく滑りにくいです。カバンに入れてても邪魔になりません。
これだけで外出時のゲリラ豪雨からかなり守れます。
最近ではアプリで雨雲チェックができるので、外出する際は、こまめに雨雲のチェックすることで、出発する時間、変える時間の調整ができます。
夕立ってどこいった?
最近はあまり聞かなくなりました。
なんとなく夏の夕方にサーっとふる雨、その後は、なんとなく涼しげで、雨の匂いが心地よかった記憶があります。
ゲリラ豪雨も夕立も正式な気象用語ではないらしいので、はっきりとした区分けはないようです。
それぞれ状況を表現した言葉なので、なんとなく感じた雨の量で使い分けをしてみてはどうでしょうか?